首位阪神にいる「防御率0.00の男」 難病から復活…開幕から無双右腕は「嬉しすぎる誤算」

日本ハム戦に登板した阪神・湯浅京己【写真提供:産経新聞社】
日本ハム戦に登板した阪神・湯浅京己【写真提供:産経新聞社】

湯浅京己が開幕から15試合連続無失点投球

■阪神 7ー1 日本ハム(5日・エスコンフィールド)

 鮮やかに復活した阪神・湯浅京己投手がマウンドで躍動している。国指定の難病「黄色靱帯骨化症」から復帰した今季はここまで15試合に登板し、防御率0.00と圧倒的な存在感。頼もしい姿にファンも「嬉しすぎる誤算」などと歓喜している。

 湯浅は前日5日の日本ハム戦では4-0の7回2死一塁で、打席にはリーグ本塁打数トップの万波中正外野手という場面で登板。カウント3-1から132キロのカットボールで左飛に仕留め、無失点でしのいだ。

 BCリーグ(当時)の富山から2018年ドラフト6位で阪神に入団。2022年に43ホールドを記録し、最優秀中継ぎのタイトルを獲得。2023年のワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表「侍ジャパン」の一員として優勝に貢献した。

 しかし、同年は15試合で防御率4.44と数字を落とすと、2024年8月には国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」の手術を受けた。リハビリ期間を乗り越え、今季4月24日に1軍へ復帰した。

 復活した25歳右腕は6日のオリックス戦前の時点で15試合に登板し2勝0敗、7ホールド。14イニングを投げて無失点の防御率0.00と無双の結果を残している。SNS上には「頼もしさ増した」「超絶かっこいい」「進化した」「アツアツ」「防御率0.00の男」「神話になれ」といったコメントが並び、どこまで無失点が続くのかファンも注目している。

(Full-Count編集部)

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