阪神・石井が頭部直撃交代→打ったオリ廣岡が危険スライディングで警告…甲子園騒然

阪神・石井、オリ・廣岡はともに交代となった
■阪神 ー オリックス(6日・甲子園)
甲子園が騒然とした。阪神・石井大智投手が6日、甲子園で行われたオリックス戦で頭部にライナーが直撃して途中交代した。打球を放ったオリックス・廣岡大志内野手は走者として一塁に残ったが、二塁を狙った走塁で危険なスライディングとみなされて警告を受けるなど、甲子園は一時騒然となった。
0-0の9回、オリックスの攻撃だった。マウンドに立った石井は先頭打者の廣岡のライナーが右側頭部付近に直撃。頭を抱えたまま倒れ込み、マウンド付近に担架が運ばれ、そのまま乗せられて退場。湯浅と交代した。
無死一塁から試合は再開。西川の二ゴロで、打球を処理した中野は二塁へ転送。遊撃の小幡がダブルプレーを狙おうとしたところ、一塁走者の廣岡がスライディング。投球動作に入った小幡の膝と廣岡の右脇腹付近が強打。廣岡は脇腹を抱えたまましばらく動けなかった。
審判団の協議の末、廣岡の守備妨害と判定。打者もアウトとなりダブルプレーが成立した。さらに廣岡は危険なスライディングとみなされ警告が与えられた。そして9回の守備から大城と交代した。