甲子園熱狂の“神プレー”「美しい」 絶体絶命救う好守…電光石火の早業に「起用する理由」

阪神・小幡が終盤のピンチでスーパープレー
■阪神 1ー0 オリックス(6日・甲子園)
阪神・小幡竜平内野手が6日に甲子園で行われたオリックス戦で華麗すぎる守備を披露した。この日に1軍に出場選手登録され、即遊撃で鮮やかな身のこなしでピンチを脱すると「これが小幡スタメンの意味」とファンも大満足だ。
0-0のまま迎えた7回1死一、二塁で、打席には杉本裕太郎外野手。2021年の本塁打王の強烈な打球が三遊間を襲った。小幡はハーフバウンドの跳ね上がる難しい打球を逆シングルでスライディングしながらキャッチ。即座に体を回転させて二塁へ。ベースに入った中野も素早く処理してダブルプレーを完成させた。
杉本は天を仰ぎ、マウンドの村上頌樹投手も信じられないといった表情。驚きの笑顔で小幡を指差し、甲子園は大歓声に包まれた。
2018年ドラフトで延岡学園高から2位で入団した7年目の24歳。この日、1軍に昇格し「6番・遊撃」で即スタメン。打率.216ながら、守備で存在感を示した。
DAZNが公式X(旧ツイッター)に「本日最大のピンチを小幡竜平が華麗に処理! 村上を救う!」と投稿。すぐに「うまいな〜」「美しい」「小幡の強み」「神神神」「スローばり強くて草」「起用する理由」「打撃悪くても、お釣りが帰ってくる守備」「ひかる技」といったコメントが並んでいた。