大谷翔平、3度目のライブBPは10日実施へ なぜ間隔を調整?…指揮官明かす“裏側”

「サンディエゴの方がいい天候で実施できると思う」
【MLB】カージナルス ー ドジャース(日本時間7日・セントルイス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が6日(日本時間7日)、敵地でのカージナルス戦前に取材に応じ、大谷翔平投手が次に実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板するのは9日(同10日)のパドレス戦前だと明言した。
大谷は2023年9月に右肘手術を受け、今季は打者に専念しているが、来季の投手復帰を目指し、慎重にリハビリを続けている。初めてのライブBP登板は5月25日(同26日)で、約641日ぶりの実戦形式登板となった。2度目は5月31日(同6月1日)の本拠地・ヤンキース戦前に行われ、ともに最速97マイル(約156.1キロ)を計測。スイーパーやスプリットも交えながら、順調な仕上がりを見せている。
大谷のライブBPは実際の先発ローテ―ションを想定し、週1回ペースで行われてきた。本来ならこの日に3度目の登板も考えられたが、指揮官は「サンディエゴで月曜日(日本時間10日)に実施することを考えている」と話した。「ここ(セントルイス)で行われる土曜日、日曜日の試合はデーゲームだし、今朝の天気の影響もあってできなかった」と、雨模様の天候が影響したようだ。
ロバーツ監督は「月曜日のサンディエゴの方がいい天候で実施できると思う」と、晴れが多い西海岸が適していると考えた模様。大谷はこれまでのライブBP後にはバッティングでも活躍してきた。最初の登板後にはメッツの千賀滉大投手から先頭打者アーチ、2度目の登板後はマルチ安打を記録した。
(Full-Count編集部)