ド軍退団→年俸30億円で移籍も「DFAか」 “NY凱旋”で炎上…30歳右腕に米嘆き「酷すぎる」

ヤンキース戦に先発したRソックスのウォーカー・ビューラー【写真:Getty Images】
ヤンキース戦に先発したRソックスのウォーカー・ビューラー【写真:Getty Images】

ビューラーは2回7安打7失点で降板

【MLB】ヤンキース ー Rソックス(日本時間7日・ニューヨーク)

 厳しい投球だった。レッドソックスのウォーカー・ビューラー投手が6日(日本時間7日)、敵地でのヤンキース戦に先発するも2回7安打7失点(自責5)でKO。今季成績も防御率5.15まで悪化し、米ファンからは「酷すぎる」「DFAか」などと辛辣な声が寄せられている。

 ビューラーは先頭を四球で出すと、続くジャッジに二塁打を浴びてピンチに。しかしその後2死を取って窮地を脱するかと思われたが、チザムに3ランを浴びた。さらに安打後にはボルピーに2ランを打たれ、初回5失点の立ち上がりだった。2回は2死を取るも味方の失策でピンチを招き、チザムの適時打、ボルピーへの押し出し死球で2失点。この回限りでマウンドを降りた。

 試合前の段階では、MLB公式が「ウォーカー・ビューラーがヤンキー・スタジアムで登板した最後の時は、彼はワールドシリーズの最後を締めくくった。今夜、レッドソックスの一員としてブロンクスのマウンドに上がる彼は、どんな投球を見せてくれるでしょうか」と期待を込めていたが、結果は見るも無残な内容。「本当にダメだな……」「チームを危機的状況に陥らせている」「もはや打撃練習」などと厳しい声が寄せられた。

 ビューラーは2015年ドラフト1巡目(全体24位)でドジャースに入団。2019年と2021年には2桁勝利を挙げ、オールスター選出を果たすなど、名門のエースとして活躍していた。しかし、トミー・ジョン手術を受けて離脱すると、復帰した昨季は16試合で1勝6敗、防御率5.38だった。今季は1年2105万ドル(約30億5000万円)でレッドソックスに加入したものの、4勝3敗、防御率5.15と苦しんでいる。

(Full-Count編集部)

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