大谷翔平の爆速182キロ打に思わず「ヒュー」 敵地実況も魅了する打棒「地元に来ていれば…」

カージナルス戦の3回第2打席でグレイから右前打
【MLB】カージナルス ー ドジャース(日本時間7日・セントルイス)
ドジャース・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地で行われたカージナルス戦に「1番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席で“爆速”右前打を放った。敵地実況も「弾丸のような当たりです」と目を丸くした。
一瞬で守備の間を抜けていった。雨の影響で試合開始が約75分遅れた一戦。先頭の大谷は第1打席に痛烈な当たりを飛ばすも、ニゴロに終わった。0-2の3回に第2打席が回ると、カウント1-2からソニー・グレイの内角シンカーを振り抜いた。打球初速113.4マイル(約182.5キロ)で右前にヒットを放った。
大谷といえば、圧倒的な打球速度が代名詞の一つ。それでも、実際に目の当たりにすると衝撃は凄まじかったようだ。
カージナルス地元放送局「ファンデュエルスポーツネットワーク・ミッドウェスト」の実況席では実況のチップ・ケリーは「どの時代においても並外れた選手です。怖いのは、彼が投手としても 強度を上げていることです」と二刀流復活を楽しみにしていると、元カージナルス右腕で解説のブラッド・トンプソンも「彼は驚くほど素晴らしい。テレビで中継があればチャンネルを合わせる、地元に来ていれば観に行く。こういう選手は、滅多にいない」と大絶賛。
そして、痛烈な打球を飛ばすとケリーは「弾丸のような当たりです」と相手側の選手なのに感動した様子で、トンプソンも驚いて息を吐きながら「Phew(ヒュー)!」と笑顔になった。
(Full-Count編集部)