38歳の陽岱鋼、古巣巨人戦で今季1号 オイシックス本拠地では初…豪快弾に場内騒然

又木鉄平の初球ストレートを左翼席へ
オイシックス新潟の陽岱鋼外野手が7日、巨人2軍戦(ハードオフ新潟)で今季1号を放った。本拠地での本塁打は加入2年間で初だった。
1点を先制された直後の攻撃、「1番・右翼」で先発した陽は、又木鉄平投手の初球ストレートを完璧に捉えた。打った瞬間それと分かる一発に、陽は打球を恍惚とした表情で見送ると、快足を飛ばしてダイヤモンドを一周した。
台湾出身の陽岱鋼は、福岡第一高から2005年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。2016年オフに国内FA権を行使して巨人に移籍し、2021年まででプレーした。NPB通算1322試合に出場し、打率.270、105本塁打、482打点、141盗塁をマーク。2022年から2年間米独立リーグでプレーした。
昨季からオイシックスに移籍し、72試合の出場で打率.232、1本塁打、13打点だった。「12球団合同トライアウト」にも参加し、NPB復帰を目指したものの、オファーは届かなかった。今季も引き続くオイシックスでプレーし、試合前の時点で72打席で打率.185、1打点だった。