“大谷超え”28歳がHRダービーに意欲 ジャッジは不参加も…MLB公式注目「最有力候補の一人」

マリナーズのカル・ローリー【写真:ロイター】
マリナーズのカル・ローリー【写真:ロイター】

マ軍ローリーに期待される11人目の快挙

 メジャー単独トップの24本塁打を放っているマリナーズのカル・ローリー捕手が球宴のHRダービー参加に意欲を見せた。MLB公式のマリナーズ番、ダニエル・クレイマー記者は「今すぐにでもやりたい。やりたくない人なんていないだろ?」と“乗り気”であることを伝えた。

 クレイマー記者は記事で「ローリーは今季初めてオールスターに選ばれる可能性が高まっていることについて、あまり考えないようにしていると語った」と伝えるも、HRダービーに話が及ぶと一転して「(出られるなら)今すぐにでも出場したい」と前向きに捉えていることを紹介した。

 また、「HRダービーの8人の出場枠の中で、彼は間違いなく最有力候補の一人となっている」と、ローリーが野球界最高のパワーヒッターの祭典に相応しい選手であることも紹介。「最も素晴らしいことは、スイッチヒッターのローリーが両打席から打席に立てるチャンスがあるという点だ」とタイムアタック制のHRダービーでは両打ちがメリットになることにも触れている。

「ベースボール・リファレンス」によると、HRダービーが始まった1985年以来、2023年に出場したオリオールズのアドリー・ラッチマン捕手だけが右打席と左打席の両方で打席に立ったと記者は伝えており、長い歴史の中でHRダービーに出場したスイッチヒッターは僅か10人。「その10人の中で優勝した者はいないし、捕手での優勝者もいない」とまとめている。

 今季ここまで、62試合に出場し打率.269、24本塁打、49打点。OPS1.014を誇る“打てる捕手”に吉報は飛び込むのだろうか。

(Full-Count編集部)

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