鈴木誠也が先制15号ソロで6月初アーチ 11試合ぶりの一発、トップのアロンソに迫る54打点

敵地タイガース戦で先制の15号ソロ本塁打
カブスの鈴木誠也外野手は7日(日本時間8日)、敵地タイガース戦で先制の15号ソロ本塁打を放った。11試合ぶりとなる一発で、6月初アーチとなっており、打点は54でナ・リーグトップを走るメッツのピート・アロンソ内野手を3差で追っている。
初回2死走者なしで迎えた第1打席、タイガースの先発タイラー・ホルトン投手の84.9マイル(約136.63キロ)の低めチェンジアップを巧みにすくい上げ、打球は左翼スタンドへ。打球初速104.9マイル(約168.82キロ)、飛距離376フィート(約114.61メートル)、角度20度の低空弾に、敵地は悲鳴にも似た声で包まれた。
鈴木は27日(同5月28日)のロッキーズ戦で両リーグ最速で50打点に到達。28日(同29日)の1打点を挙げ、同日終了時点でナ・リーグ単独トップに浮上。5月31日(同6月1日)のレッズ戦、3日(同4日)のナショナルズ戦でも各1打点を記録。試合前の時点でナ・リーグ2位タイの53打点を残しており、同僚の“PCA”ことピート・クロウ=アームストロング外野手、メッツのアロンソと打点王を競っている。
5月12日(同13日)のマーリンズ戦では、自身4年連続となる2桁本塁打に到達。ドジャースの大谷翔平投手以来、日本人選手では2人目の偉業だった。