大谷翔平5戦ノーアーチの裏で…152億円男がブチかました25号 2本差で“トップ”独走

4番・捕手で先発出場
【MLB】エンゼルス ー マリナーズ(日本時間8日・アナハイム)
マリナーズのカル・ローリー捕手が7日(日本時間8日)、敵地で行われたエンゼルス戦に「4番・捕手」で先発出場。第1打席でメジャー単独トップを走る25号3ランを放った。ドジャースの大谷翔平投手に2本差をつけた。
初回に1死走者一、三塁で、ジャック・コハノビツ投手の96.8マイル(約155.8キロ)のシンカーを捉えた。放物線を描いた打球はジョー・アデル外野手がジャンプするも届かず、右中間フェンスぎりぎりに飛び込んだ。打球速度99マイル(約159.3キロ)、飛距離372フィート(約113.4メートル)、角度37度の一発だった。
メジャートップを競う大谷は、同日のカージナルス戦で4打数1安打と5試合連続ノーアーチだった。ア・リーグでは21本で追うヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に4本差をつけて独走する。
6月は7試合で4本目。OPS1.030とメジャー全体でジャッジに次ぐ数字だ。オフに6年1億500万ドル(約152億800万円)で契約延長を結び、キャリアハイである昨年の34本を大幅に更新する年間64発のペースで量産態勢に入っている。