山本由伸、好投報われず7勝目はお預け 味方の援護なしには淡々「これが野球」

試合後、インタビューに応えるドジャース・山本由伸【写真:上野明洸】
試合後、インタビューに応えるドジャース・山本由伸【写真:上野明洸】

試合後に報道陣の取材に答える

【MLB】カージナルス 2ー1 ドジャース(日本時間8日・セントルイス)

 ドジャースの山本由伸投手は7日(日本時間8日)、敵地でのカージナルス戦に先発。6回を9奪三振、無失点の快投を披露するも、打線の援護に恵まれず。7勝目とはならなかった。

 試合後には「とにかく自分のピッチングをすることに集中した」と振り返った。打線の援護がなかったことに「野球なので。そういった試合もあると思いますし、普段助けられてたこともすごくたくさんあったので。点取ってもらって勝てる時もあれば、こう、粘る投球になる試合もあれば。それが野球かなと思います」と語った。

 2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で共闘したラーズ・ヌートバー外野手との初対決については「ついにメジャーの舞台で対戦できるのは楽しみにしてました」とコメント。3打数で2三振と内野安打1本という結果に「すごく冷静に対戦できたと思いますし、運良くいいところにボールもいってたので、1本ヒットにされましたけど、いい投球が多かったかなと思います」と述べた。

 ヌートバーとはテキストメッセ―ジのやり取りもあったといい、「野球の話だったり、関係ないドラマを勧められたり」と話し、報道陣からは笑いが漏れた。

 この日の投球は、初回に2死一、三塁のピンチを挟殺プレーで凌ぐと、2回は2死満塁のピンチでも、ヌートバーを空振り三振と崩れず。3回、4回は3者凡退と尻上がりに調子を上げ、5回には1死一、三塁から後続を断ち、6回には9個目となる三振を奪った。94球を投げ9奪三振、4安打3四死球、無失点とういう内容だった。

(Full-Count編集部)

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