米ファン驚愕「大谷に似ている」 471億円契約は伊達じゃない…“ド軍エース”由伸の宝刀

ドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】
ドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

2回2死満塁でヌートバーをスプリットで空振り三振に

【MLB】カージナルス 2ー1 ドジャース(日本時間8日・セントルイス)

 衝撃落差の1球に、侍ジャパンでともに戦ったラーズ・ヌートバー外野手も脱帽した。ドジャースの山本由伸投手が7日(日本時間8日)、敵地でのカージナルス戦に先発。7勝目はお預けとなったが、6回4安打無失点の好投。米識者は繰り返し“魔球”の映像を公開し、「野球界最高レベルの球」とファンも衝撃を受けている。

 山本は2回2死満塁の場面でヌートバーと対戦。初球152キロのストレートが外角に外れると、3球続けてスプリットを投じた。低めに上手くコントロールされた変化球にヌートバーのバットは3連続で空を切り三振となった。144~145キロを計測した超速変化のスプリット3球でヌートバーを完璧に封じ込めた。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、山本がスプリットで相手打線を牛耳る場面を投稿。4回、ノーラン・ゴーマン内野手の三振シーンを収めた動画には「ヨシノブ・ヤマモト、破壊的な時速92マイル(約148キロ)のスプリット」とコメントを添えて公開した。

 動画を見たファンも「大谷のスプリットによく似ている」「素晴らしい」「今夜の彼のスプリットは正真正銘エグい」と脱帽するしかなかった。山本は試合を終え、防御率2.39はリーグ3位、77奪三振はチームトップの数字となっている。2023年12月に12年3億2500万ドル(約470億7300万円)の大型契約を結んだ右腕が2年目の今季、さらなる輝きを放っている。

【実際の動画】「破壊的」145キロの“超速変化”…山本由伸の魔球に米驚愕

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