サヨナラ負けに新庄監督が2つの指摘 勝敗を分けた守備に“苦言”「捕らなアカン」

9回に同点とされ、延長10回1死満塁から三森にサヨナラ打を浴びた
■DeNA 5ー4 日本ハム(8日・横浜)
日本ハムは8日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦で延長10回サヨナラ負けを喫した。新庄剛志監督が試合後に指摘したのは、延長10回、先頭の京田に左翼線二塁打を許した場面だった。
マウンドには5番手の宮西。先頭の京田に外角直球を逆方向に弾き返された。俊足の左翼手・矢澤はスライディングキャッチを試みたが、グラブに当てるも捕れず得点圏に走者を置いた。最後は1死満塁から三森にサヨナラ打を浴びた。
「矢澤くんの、捕らなアカンな、あれは。ああいうところはね、硬くなるんですよね。球際」と指揮官。一気に劣勢となったワンプレーだっただけに、さらなる高みを求めた。一方の宮西は「矢澤だからあそこまで追いついてくれた」とかばい、敗戦の責任を背負った。
1点リードの9回には田中が宮崎に同点適時打を許す展開。カウント1-2からのスライダーを左前へ運ばれ、新庄監督は「追い込んでましたからね。まあいっぱいっぱいだったんじゃないですか。次はやってくれるでしょう」と守護神の雪辱に期待した。
(町田利衣 / Rie Machida)

