キム・ヘソンは「本塁打を打ったのに…」 韓国メディアがド軍に漏らした“不満”

ドジャースのキム・ヘソン【写真:Getty Images】
ドジャースのキム・ヘソン【写真:Getty Images】

2打点の活躍も…左腕の投入で交代

【MLB】ドジャース 7ー3 カージナルス(日本時間9日・セントルイス)

 ドジャースのキム・ヘソン内野手の起用法を巡り、韓国メディアが不満を表明した。8日(日本時間9日)のカージナルス戦で「9番・中堅」で先発出場し、序盤に2打点を挙げる活躍を見せるも、代打で交代。この起用は「好成績にもかかわらず、確固たるプラトーンシステムで起用されている」と報じられた。

 キムは2回の第1打席、1死一、三塁の好機で右翼線への適時三塁打を放ち2打点を挙げた。第2打席は空振り三振に倒れたものの、打率.414と好成績を残している。開幕はマイナースタートで迎えたが、昇格後は走攻守で“韓国の逸材”と呼ぶに相応しい活躍を見せている。

 しかし、7回にカージナルスが左腕のジョン・キング投手を投入すると、キムには代打のエンリケ・ヘルナンデス内野手が送られた。この起用法について韓国メディア「OSEN」が疑問を呈した。「左腕相手に本塁打も打ったのに…左投手が出てきたらまた交代」と題した記事を同日に公開した。

 記事では、キムのこれまでの活躍を称えつつ「ただ一つ残念なのは、左投手と対戦する機会がほとんどないことだ」と指摘。キムは右投手に対して59打席に立ったが、対左投手は2打席のみ。しかし、2打数2安打で、ヤンキースのブレント・ヘドリック投手からは本塁打も放っていることに触れた。

 同メディアは「韓国プロ野球(KBO)リーグでも通算の対左打率は.306で、対右投手.296よりも高い」と紹介。キムの今後について「プラトーンシステムから脱却し、確実な主力選手として立ち上がることができるだろうか」と記し、起用法を課題として挙げた。

(Full-Count編集部)

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