ジャッジ脅かす大型新人でも無理? イチロー氏の偉大な“242”に再び脚光「異次元すぎる」

イチロー氏が2001年に放った242安打
大型新人の活躍で、日本のレジェンドの記録があらためて脚光を浴びている。アスレチックスのジェイコブ・ウィルソン内野手は打率.372と好調で、63試合で93安打と年間200安打を超えるペース。新人としては過去60年間で3人しかいない領域に到達できるか注目されるが、最も最近に達成したのがイチロー氏だ。
23歳のウィルソンは昨季メジャーに昇格し、28試合で打率.250だった。昨季は92打席と、新人王の資格を残す130打席以内だった。今季は93安打で、ア・リーグ1位のアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)に2本差。年間でも224安打ペースで量産している。
MLB公式X(旧ツイッター)は8日(日本時間9日)に「ルーキーシーズンに200本以上マークした選手は直近60年間で3人しかいない。ジェイコブ・ウィルソンは2001年のイチロー以来となる偉業を達成できるのか?」と投稿。2001年にメジャー1年目で242安打を放ち、首位打者、最多安打、盗塁王、MVP、新人王に輝いたレジェンドの名を挙げた。
この投稿により、イチロー氏の記録に再び称賛の声が起きた。SNSでは「MLB1年目で242本は信じられん」「イチローはアメージング」「レジェンドだ」「まじだとしたらすげーが、それでもイチロー超えられるか怪しいってイチロー凄すぎん?」「これでもイチローには届かない。まじで偉大なヒットメーカーすぎる」「イチローさんが異次元すぎる」「バグりすぎてる」と日米のファンからイチロー氏の偉大さを称えるコメントが相次いだ。
ジェイコブの父ジャック・ウィルソン氏は、遊撃手として2009年から2011年にかけてマリナーズでイチロー氏の同僚だった。23歳の若き安打製造機が今後も好調を維持するほど、イチロー氏の活躍が脚光を浴びることになるだろう。
(Full-Count編集部)