ド軍カーショーが今季初白星 5回1失点7Kで294日ぶりの“美酒”…蘇った37歳

カージナルス戦に先発登板したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】
カージナルス戦に先発登板したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】

昨年8月18日のカージナルス戦以来、294日ぶりの勝利

【MLB】ドジャース 7ー3 カージナルス(日本時間9日・セントルイス)

 294日ぶりの“美酒”となった。ドジャースのベテラン左腕、クレイトン・カーショー投手が8日(日本時間9日)、敵地カージナルス戦に先発し、5回6安打、1失点。7三振を奪う内容で今季初勝利。怪我から復帰した37歳は昨年8月18日、くしくもこの日と同じ敵地でのカージナルス戦以来、294日ぶりの勝利となった。

 カーショーは味方打線の援護に守られながら、安定した投球を披露した。1、2回は走者背負うも動じず無失点。4回は2死から二塁打で得点圏に走者を置くも、アレナドを三ゴロに仕留めて切り抜けた。4点リードの5回に1点を失ったが、切れ味抜群のカーブも光り、5イニングで7三振を奪う内容だった。

 82球を投げて交代。救援陣が6、7回に失点したが、再びドジャース打線が7、8回で計3点を奪って、勝利を手繰りよせた。

 ドジャース一筋18年で3度のサイ・ヤング賞を受賞している37歳は、昨年11月に左膝半月板と左足親指を手術。昨季は故障に苦しみ、わずか7先発で2勝2敗、防御率4.50と不本意な成績に終わっていた。

 今季はここまで4試合に登板。3戦目のガーディアンズ戦でも5回1失点の好投を見せたが、勝利にはつながらなかった。この日の登板でようやくつかんだ通算213個目の白星となった。

(Full-Count編集部)

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