弱小球団に戦慄の“事故” 球審も凍りつく…倒れ込んだ選手にSNS悲鳴「最悪だな」

8日のレイズーマーリンズでまさかの“事故”が起こった
【MLB】マーリンズ 11ー10 レイズ(日本時間8日・タンパ)
メジャーで前代未聞の“悲劇”が起きた。マーリンズのイアン・ウェザース投手が7日(日本時間8日)、敵地レイズ戦で先発。初回の投球練習で捕手からの返球が頭部を直撃し倒れ込んだ。球場は騒然、ファンも「最悪」と嘆くアクシデントとなった。
ウェザースは初回のマウンドで投球練習の最後の1球を投げ終えた。受けたニック・フォルテス捕手がそのまま二塁へ送球したが、ボールは二塁方向を見ていたウェザースの頭に直撃。頭を抱え込んで倒れ込み、瞬間を目撃した球審も驚愕の表情で体をすくめた。
球場は騒然としたが、治療を受けたウェザースはそのまま先発のマウンドへ。初回は3者凡退に抑えたが、2回は味方の失策と四球などで1死一、三塁とするとモレルに3ランを浴びた。3回に味方打線が4点を奪って同点に。ウェザースはその裏に死球の走者を出したが、後続を断ち切った。
この回で降板。3回3安打4失点(自責点3)だった。MLB公式サイトのブライアン・マーフィー記者が、クレイトン・マッカラー監督の「彼はその後状態を確認してもらっている。今はすべて問題なさそうだ」というコメントを投稿した。
大事には至っていないようではあるが、ありえないプレーにファンも信じられない様子。SNSには「なんてこった」「最悪だな」「こんなことはマーリンズにしか起こりえない」「気の毒な男だ」「マジかよ」「こう言う事もあるからやっぱりピッチャー・ヘルメット必要かも」「まさか」「うわっ」といったコメントが並んだ。
マーリンズは日本時間9日終了時点で24勝39敗のナ・リーグ東地区最下位。25歳左腕を襲った悲劇に、ファンも嘆いている。