「雨なんよ!?」 理解不能の35歳の神プレー…唖然の回転技「誰だよ衰えたとか言ってるの」

一、二塁間の打球を華麗に処理してアウトに
■広島 10ー0 西武(8日・マツダスタジアム)
名手に悪天候は関係ない。広島の菊池涼介内野手が8日、マツダスタジアムで行われた西武戦で華麗な美技を披露した。雨が降る中でのプレーだったが、菊池らしさが詰まった“忍者守備”。ファンも「ここで取った後アウトにできるの菊池だけだろ」「雨で体もボールも滑るのにこれ刺せるの天才すぎる」と菊池の好守に魅了されていた。
7回、西武・長谷川信哉外野手が放った打球は一、二塁間へ。ライトに抜けるかと思われたが、菊池が外野芝生部分まで猛スピードで移動し、スライディングキャッチ。体を反転させ、最後は倒れ込みながら正確な送球で打者をアウトにした。
降りしきる雨の中、悪条件をものともしない驚異のファインプレーに球場は騒然。広島が9点をリードする展開だったが、安打をもぎ取る“隙のない”守備でチームをもり立てた。
このプレーにX(旧ツイッター)では「誰だよ菊池が衰えたとか言ってるの」「華麗すぎて見惚れた」「菊池史に残る大ファインプレー」「カープの忍者」「シビレた」と称賛の声が飛び交った。直近2年はタイトルから遠ざかっているものの、10度のゴールデン・グラブ賞を誇る名手はまだまだ健在のようだ。