大谷翔平も辿り着けないジャッジ“唯一の記録” 120年以上の歴史で初の偉業「世界最高だ」

ジャッジ、打率.396&23本塁打で浮き彫りになった記録
【MLB】Rソックス 11ー7 ヤンキース(日本時間9日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の打棒が止まらない。8日(日本時間9日)、本拠地で行われたレッドソックス戦で2本塁打を含む3安打4打点の活躍。打率は.396まで上昇し、23本塁打はドジャース・大谷翔平投手に並んだ。6月に入っても好調を維持するジャッジだが、大谷も及ばない“異次元の記録”が生まれていた。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は自身のX(旧ツイッター)で「現代野球史上、開幕64試合でこれほどの打率と本塁打を残した選手はアーロン・ジャッジだけだ」と投稿。開幕64試合を終えた時点で、ジャッジの打率.396と23本塁打の両方を同時に超えた選手はいないということを伝えた。
この投稿に見た米ファンは「異論なしで球界最高の選手」「ジャッジはバリー・ボンズ期に入っている」「世界最高の選手」と称賛。また、ジャッジは同戦の2HRで1試合の複数本塁打が43回となり、ヤンキースの歴代1試合複数本塁打ランキングで、レジェンドのルー・ゲーリック氏に並ぶ偉大な記録も打ち立てた。
試合を終えた時点で打率.396、出塁率.493、長打率.771、OPS1.264はいずれもメジャートップの数値。得点圏打率も.432とヤンキース打線の大黒柱となっている。3冠王ペースで好成績を残すジャッジの勢いはまだまだ止まりそうにない。
(Full-Count編集部)