158キロの“弾丸”直撃に「やめてくれえぇぇ」 イチローの愛弟子に悲劇「呪われている」

エンドランで起きた悲劇
【MLB】エンゼルス 8ー6 マリナーズ(日本時間8日・アナハイム)
マリナーズの“イチローの愛弟子”が災難に見舞われた。フリオ・ロドリゲス外野手が7日(日本時間8日)に敵地で行われたエンゼルス戦で、エンドランを試みた際に同僚の打球が直撃。途中交代となる不運なアクシデントとなった。
ロドリゲスは3回、中前打で出塁すると二盗を成功させた。1死二塁となった場面で、アクシデントは起きた。ランディ・アロザレーナ外野手の打席の2球目に、ロドリゲスは三塁へ走り、アロザレーナはエンドランを試みて強振。打球速度98.1マイル(約157.9キロ)の鋭い打球が三遊間に飛んだが、三塁へ走っていたロドリゲスに直撃してアウトになってしまった。
それだけで終わらず、ロドリゲスは痛そうに三塁側のベンチ前で左膝付近を押さえると、そのまま交代に。MLB公式サイトのマリナーズ番ダニエル・クラマー記者はX(旧ツイッター)で「ロドリゲスが試合後に検査を受け、異常なしだった」とし、首脳陣は負傷者リスト入りは回避する方向であると記した。
とはいえ、12年2億930万ドル(約302億円)の契約を結んでいる看板選手の負傷にファンは悲鳴。SNSでは「マリナーズは文字通り呪われている」「これはマジでクレイジーだ」「大丈夫かな……」「やめてくれえぇぇ」「これは絶対に見たくない」「いやー三盗でフルスイングで引っ張った打球が当たるのとか初めて見たわー。頭だったら死んじゃうじゃん」などの声が上がった。