巨人・井上温人が危険球退場、周東に頭部死球 音響も不具合で異例の通知…アクシデント相次ぐ

アクシデントに球場騒然
■ソフトバンク ー 巨人(10日・みずほPayPayドーム)
巨人の井上温大投手が10日、ソフトバンクとの交流戦で先発するも、2回に周東佑京内野手に頭部死球を与え、危険球退場となった。
2回1死一、二塁の場面でアクシデントは起きた。井上の3球目の直球が周東のヘルメットつば付近を直撃。倒れ込んだ後、その場で上体を起こした周東は苦笑いのような表情を浮かべ、昨季まで同僚だった巨人の甲斐拓也捕手は肩に手をやり心配するそぶりを見せた。
小久保裕紀監督が打席に来て、ベンチに一度下がるよう指示した後、周東は治療を終えてそのまま出場を続けた。井上は初の危険球退場となった。
球場の音響設備不良のためか、場内アナウンスがされず、バックスクリーンに「危険球による退場です」と映し出された。巨人は急きょ2番手として前日支配下登録され、この日1軍昇格したばかりの山田龍聖投手が登板した。