楽天、MLB本塁打王ボイト獲得を発表…深刻な得点力不足解消へ 通算95HR男「ワクワク」

ルーク・ボイトはヤンキース時代の2020年に22本でア・リーグHR王
楽天は10日、メジャー通算95発のルーク・ボイト内野手を獲得したと発表した。ヤンキース時代の2020年にア・リーグ本塁打王(22本)に輝いた大砲の補強で、巻き返しを図る。
34歳のボイトは、2017年にカージナルスでメジャーデビュー。2018年途中にヤンキースに移籍した。2022年はパドレスとナショナルズ、2023年はブルワーズと計5球団を渡り歩き、通算508試合で打率.253、95本塁打、276打点という成績を残している。2024年は以降はメキシカンリーグでプレーしていた。
現在、リーグ5位に低迷する楽天は、21本塁打がリーグ最少、142得点は同5位に沈む。5月21日にはオスカー・ゴンザレス外野手の獲得を発表。シーズン途中ながら積極補強を進めている。
ボイトは球団を通じ「このチームの一員として迎えてくださり、本当にありがとうございます。ここに至るまでに私をフォローしてくれた皆様には感謝しかありません。家族ともども、とてもワクワクしており、日本に渡ってチームの勝利に貢献できる日が待ちきれません」と意気込みを語っている。
さらに「イーグルスの一員として早くスタートを切りたい気持ちでいっぱいですし、東北のファンの皆さんと早くお会いできることを楽しみにしています。レッツゴー!」と楽天の仲間との共闘を心待ちにしている。