松井裕樹、大谷翔平との対戦は「アウト取れてよかった」 リード守れず「悔しいです」

首位攻防カードの第1ラウンド
【MLB】ドジャース 8ー7 パドレス(日本時間10日・サンディエゴ)
パドレスの松井裕樹投手は9日(日本時間10日)、本拠地ドジャース戦で1点リードの5回に登板した。大谷翔平投手との対戦は一ゴロに抑えたが、1回2安打1失点で同点とされて交代となった。試合も延長の末に7-8で敗れた。
4-3とリードした5回から2番手で登板した松井は先頭のマンシーに中前打を許した。続くパヘス、エドマンは右飛、空振り三振に仕留めたが、キム・ヘソンに右翼線へ同点の三塁打を浴びた。
一打リードを奪われるピンチで打席に大谷を迎えたが、カウント1-1から低めへ82.7マイル(約130キロ)のスイーパーで泳がせて一ゴロに仕留めた。この回を投げ終えて交代となった。
試合後、「勝っている展開だったので、しっかりリードを守れなくて悔しいと思いました」と反省。大谷との対戦に「アウト取れたんでよかったです」。思い通りの攻めだったか問われると「まあ、そうですね」と言葉少なく語った。
「同じバッターとやっぱり何回も対戦しなきゃいけないっていうのは、なかな難しいことになっていくので、しっかり今日の良かったところも悪かったところも次回にうまく使えるように。しっかりビデオを見返して、また明日気持ち新たに行きたいと思います」
ナ・リーグ西地区のチームは、この日から1ゲーム差の首位にいるドジャースとの今季初の直接対決3連戦だった。試合は延長10回に7-8で敗れた。松井は4試合ぶりの失点となり、今季の成績を28試合で2勝1敗、防御率3.38とした。
(Full-Count編集部)