大谷翔平もビックリの珍事 安打確率“2%”の打球がまさか…ブーイングと歓声が交錯

パドレスの野手が本拠地でまさかの打球見失う
【MLB】パドレス ー ドジャース(日本時間10日・サンディエゴ)
ドジャース・大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、敵地パドレス戦に出場し、4回の出塁後に珍事に見舞われた。相手野手が、自軍の本拠地で飛球を見失うまさかの事態が発生。球場は歓声とブーイングに包まれた。
ハプニングが発生したのはドジャースが1点を追う4回1死一塁の場面だった。フリーマンが左方向へ放った飛球に対し、捕球するかと思われた左翼のタイラー・ウェイド外野手が突然両手を広げて「見えない」のポーズをみせた。
二塁ベース方向へシフトを敷いていた三塁のマチャドが慌てて左翼方向へ走ろうとしたが、その瞬間、目の前のポトリと落ちた。記録は三塁への内野安打となった。
四球で出塁していた大谷もスタートを切っていたが、平凡な飛球で二塁ベース付近から慌てて戻ろうとしたが、突然の珍事ですぐに方向転換。無事に二塁へ到達した。MLB公式の「ベースボール・サバント」によると、期待打率xBAはわずか.020。安打の可能性が“2%”の奇跡ともいえる一打となった。
好機を広げたドジャースだったが、続くT・ヘルナンデスは遊ゴロ、スミスも空振り三振に倒れて無得点に終わり、逆転とはならなかった。
(Full-Count編集部)