菊池雄星、8回無失点で2勝目 5回途中までノーノー…今季最長イニング、本拠地大歓声

7回1/3で104球を投げ、1安打1四球5奪三振
【MLB】エンゼルス 7-4 アスレチックス(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの菊池雄星投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に先発。8回途中無失点の好投で今季2勝目を挙げた。防御率は2.93。
まさに快刀乱麻の投球だった。平均94.3マイル(約151.7キロ)、最速96.6マイル(約155.4キロ)のフォーシーム、切れ味鋭いスライダーにカーブを交え、序盤からA’s打線を圧倒。3回には2つの三振を奪うなど、4回を終えてノーヒットピッチングを披露した。
5回1死からマンシーに初安打を許すも、その後も凡打を積み重ね、打たれたヒットはこの1本だけ。今季最長の8回のマウンドに上がった。先頭のカーツを三振に仕留めると、ワシントン監督がエースを労うようにベンチから出てきて交代を告げた。7回1/3で104球を投げ、1安打1四球5奪三振の好投だった。
試合は初回、シャヌエルの本塁打性の打球をデンゼル・クラークがフェンスに身を乗り出しながらキャッチするスーパープレーを披露。味方投手を盛り立てたが、それでも3回にネトとシャヌエル、トラウトの適時打3本で先制し、4回にはアデルが12号ソロを放って試合を優位に進めた。
菊池降板後、いきなりブログドンが2ランを浴びて僅差の展開になったが、8回に追加点を奪ってどうにか逃げ切り、菊池に今季2勝目がついた。
(Full-Count編集部)