大谷翔平が見せた敵選手との“粋な交流” 激戦の裏でLAメディアが驚いた行動

アラエスは昨季打率リーグ1位…大谷の3冠王を阻止
【MLB】ドジャース 8ー7 パドレス(日本時間10日・サンディエゴ)
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地でのパドレス戦に「1番・指名打者」で出場。5打数1安打1四球で勝利に貢献した。首位攻防戦でピリピリとした空気が漂う中、大谷が塁上で“ライバル”と微笑ましい関係を築いていたようだ。
大谷は初回の第1打席では右中間を破る二塁打をマーク。4回の第3打席では四球で出塁した。その後は快音なかったが、チームは延長戦の末に勝利を収めた。ドジャース専門メディア「ドジャー・ブルー」は試合中に公式X(旧ツイッター)を更新。「仲の良いライバル関係」と綴り、大谷とパドレスのルイス・アラエス内野手の“一幕”を公開した。
大谷が四球で出塁した直後、どういうわけか一塁上ではアラエスと肩を組むような仕草を見せた。193センチの大谷に対してアラエスは178センチと身長差があるため、アラエスの腕は大谷の腰のあたりだったが、場内がブーイングと歓声で包まれる殺伐とした空気の中、試合中に異様ともいえる光景が広がっていた。

大谷は勝利を収めた直後、自身のインスタグラムのストーリーズ機能を更新し、アラエスとの“肩組み”写真を引用投稿していた。両者は昨年に熾烈な首位打者争いを演じたライバル同士。同地区でしのぎを削る関係性でも、その間柄は単なる敵という枠を超えているのかもしれない。