日本ハム、北海道移転後1500勝 “同い年”達孝太が7回無失点&防御率0.34で3勝目

ヤクルト戦の指揮を執った日本ハム・新庄剛志監督【写真提供:産経新聞社】
ヤクルト戦の指揮を執った日本ハム・新庄剛志監督【写真提供:産経新聞社】

初回一、三塁からレイエスの左前適時打で先制

■日本ハム 3ー1 ヤクルト(10日・エスコンフィールド)

 日本ハムは10日、エスコンフィールドで行われたヤクルト戦に3-1で勝利して、2004年の北海道移転後、通算1500勝を飾った。先発の達孝太投手が7回3安打無失点と好投して今季3勝目を挙げた。

 球団が本拠地を東京から北海道に移した2004年に生まれた右腕。それどころか誕生日の3月27日は同年の開幕戦の日だったという“縁”がある。4回2死からオスナにこの日初安打となる中前打を許すも盗塁死。7回に先頭のサンタナに左翼線二塁打されたが、気合の投球で後続を断った。

 2001年ドラフト1位の21歳は、今季これで4試合に登板して防御率0.34、クオリティスタート(QS=6回自責点3以下)率100%と驚異の安定感を誇っている。8回に2番手の孫易磊が2者連続四球でピンチを招き、河野にスイッチ。1死二、三塁から並木の遊ゴロの間に1点を返されたが、何とかリードを守り切った。

 打線は初回、1死から五十幡の四球を機にチャンスメーク。一、三塁からレイスの左前適時打で先制した。さらに6回2死三塁から伏見が右中間を破る適時二塁打で待望の追加点を奪った。

 ヒーローインタビューで達は「移転してから初めての試合が僕の誕生日で、1500勝の節目に僕が勝てて良かったです」と笑顔を見せた。これで3試合連続の無失点となり、「次は完封したい」と力を込めた。

(Full-Count編集部)

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