大谷翔平、ダルビッシュの前で奪三振ショー ライブBPで3回6K1安打→由伸も交えて談笑

3度目のライブBPに登板したドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】
3度目のライブBPに登板したドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】

敵地パドレス戦の試合前に3度目の「ライブBP」

【MLB】パドレス ー ドジャース(日本時間11日・サンディエゴ)

 ドジャース・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地でのパドレス戦前に実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板した。大谷のライブBP登板は2023年9月の右肘手術後3度目。パドレス・ダルビッシュ有投手が視察する中、3イニング想定で安打性1本、6奪三振をマークした。最速96マイル(約154.5キロ)だった。

 マイナー打者を相手に投球した。1イニング目は先頭打者を遊ゴロに打ち取ると、2者連続で空振り三振。2イニング目は中飛、遊ゴロに打ち取り、3人目はセットポジションから投球。フォーシームで空振り三振を奪った。

 3イニング目は先頭打者に中前打を許したが、セットポジションから2者連続奪三振。四球を与えた後に再び空振り三振。スライダーで奪った。3イニングで44球を投げ、安打性1本、6奪三振、1四球だった。投球後には右翼ファウルゾーン付近のダルビッシュのもとへ。山本由伸投手を交えて談笑した。

 大谷は7月のオールスター戦後の投手復帰を目指している。初めてのライブBP登板は5月25日(同26日)で、641日ぶりの実戦形式登板となった。2度目は5月31日(同6月1日)の本拠地・ヤンキース戦前に行われ、ともに最速97マイル(約156.1キロ)を計測。スイーパーやスプリットも交えながら、順調な仕上がりを見せている。

 初回の登板後には、同日にメッツの千賀滉大投手から先頭打者アーチを放った。2度目の登板後も、約3時間半後に行われたヤンキース戦に「1番・指名打者」で出場し、初回に安打を記録している。

【実際の動画】剛速球に鬼曲がりスライダー…ライブBPで6三振を奪った大谷翔平

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