大谷翔平が「グレートな日」 最速155kmで3回6K…投手コーチ評価「制球が良くなった」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

プライアー投手コーチ「制球は2回目と比べて随分と良くなったと思う」

【MLB】パドレス ー ドジャース(日本時間11日・サンディエゴ)

 ドジャース・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地でのパドレス戦前に実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板した。大谷のライブBP登板は術後3度目。パドレス・ダルビッシュ有投手が視察する中、3イニング想定で安打性1本、6奪三振をマークした。マーク・プライアー投手コーチは「今日はグレートな日だった」「全体的にポジティブな方向に進んでいると思う」と評価した。

 当初は6日(同7日)からの敵地・カージナルス3連戦中に行う予定だったが、降雨などで延期となった。「週末に行う予定だったが、天候の関係で延期になった。状態は良さそうだ。私たちは量(球数)を増やし続けている。強度はある。制球は2回目と比べて随分と良くなったと思う」と目を細めた。

 15球で空振りを奪い、「相手がメジャーリーガーであれ、マイナーリーガーであれいつだって空振りを奪えるなら(いいことだ)。でもどちらかというと、(大事なのは)どう空振りを奪ったか。単純に力と球速だけで奪ったものではない。変化球も投げて、打者のタイミングを狂わせていた。空振りの奪い方が何種類もあった」と評価した。

 これまで22球、29球だった球数は、この日最多の44球を投げた。復帰までの球数について、「具体的な球数は決めていない。ショウヘイが投げられると感じる段階になるまで自信を持つこと、そして投手陣の兼ね合いもある。これらが今後を決める要因になる」とプライアー投手コーチは話した。

 次回のライブBP登板は未定。「今後数日、彼の状態を見守ろう。連戦の後休養日があるから、(その時に)次のステップを決めるつもりだ。(球数は)44球を投げたから、次回は60、70球台になるだろう」と話した。

(Full-Count編集部)

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