外野にもいた広島の“忍者守備” ジャンプからの華麗な一回転は「空飛んでましたね」

広島・上本崇司【写真:小林靖】
広島・上本崇司【写真:小林靖】

34歳のユーティリティプレーヤーが魅せた

■ロッテ 6ー1 広島(10日・ZOZOマリン)

 忍者のようにアクロバティックなプレーだった。広島の上本崇司内野手が10日、敵地ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦に「7番・左翼」で先発出場。4回に鮮やかな守備を披露して球場を沸かせた。

 見せ場は4回に訪れた。山本大斗外野手が放った左翼のファウルゾーンに飛んだ飛球をダッシュで追うと、フェンス際でジャンピングキャッチ。勢い余ってフェンスにぶつかるも、そのまま後方に一回転してボールを離さなかった。

 また、チームは7回まで相手先発ブライアン・サモンズ投手の前に無失点に抑えられていたが、8回にチーム初安打となる二塁打を放ち、意地を見せた。

 内外野どこでもこなす13年目のユーティリティプレーヤーも昨季は打撃不振に苦しみ、今季は初出場が5月下旬と出遅れた。だが、交流戦で躍動を見せた。

 あらためて存在感を発揮した34歳に、SNSでは「熱盛!」「ほんとにこれすごかった」「素晴らしいプレー」「空飛んでましたね」「これはマジですごかった! 本当にナイスプレー!」と称賛の声が相次いだ。

【実際の動画】幕張に忍者現る?ジャンピングキャッチ、フェンスに激突しながら一回転の好捕

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