大谷翔平がこじ開ける84年ぶり偉業 全盛期トラウトも未到達…偉大すぎる「5-5-30」

9回に今季5本目の三塁打をマーク
【MLB】ドジャース 5ー2 パドレス(日本時間12日・サンディエゴ)
またも記録を打ち立てた。ドジャースの大谷翔平投手が11日(日本時間12日)のパドレス戦で「1番・指名打者」で先発出場。9回に快足を飛ばして今季5本目となる三塁打を放った。米メディアによれば、メジャー9年ぶりの快挙を打ち立てたという。
大谷は9回まで無安打だったが、1死走者なしで迎えた第5打席、左腕ペラルタのスライダーを右中間に運んだ。さすがの俊足を飛ばして悠々と三塁に到達。今季5本目の三塁打となった。その後、スミスの適時打でホームに生還し笑顔を見せた。実は、この一打が歴史に名前を連ねることになった。
米スポーツ専門局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者が紹介。「ESPNスタッツ&インフォ」によると、大谷は9回の三塁打で5シーズン連続で「三塁打5本&20本塁打」以上を記録したことになり、この記録はエンゼルスのマイク・トラウト外野手が2012年から2016年まで達成して以来、メジャー9年ぶりの稀な事例となったという。
もっとも、大谷はすでにナ・リーグ1位の23本塁打を記録。もし5年連続で「三塁打5本&30本塁打」以上となれば、1937年から1941年に達成したジョー・ディマジオ以来の快挙が誕生する可能性も高い。パワーとスピードを高いレベルで兼ね備えているからこその大偉業。大谷はまたも歴史に名前を刻むだろうか。
(Full-Count編集部)
