千賀滉大は「IL入りする」 右太もも裏負傷で指揮官明言…7勝目&防御率1位も

緊急降板したメッツ・千賀滉大【写真:Getty Images】
緊急降板したメッツ・千賀滉大【写真:Getty Images】

本拠地でのナショナルズ戦に先発も…ベースカバーで負傷

【MLB】メッツ 4ー3 ナショナルズ(日本時間13日・ニューヨーク)

 メッツの千賀滉大投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのナショナルズ戦に先発。6回1死まで1安打無失点投球を続けていたが、ベースカバーに入った際に負傷。アウトを奪ったものの右太もも裏を押さえ、緊急降板となった。試合後、カルロス・メンドーサ監督はハムストリングスの負傷で負傷者リスト(IL)入りする見込みだと説明した。

 防御率リーグトップの千賀は、初回1死からウッドに右前打を許したものの、以降は無安打1四球の好投を披露。しかし6回、1死からエイブラムズの打球は一、二塁間へ飛び、一塁手アロンソが捕球。ベースカバーに入った千賀への送球が高くなった。ジャンプして捕球しアウトは奪ったものの、千賀は着地と同時に太もも裏を押さえ、グラウンドに転がり込んだ。

 場内のファンは頭を抱え、千賀はここで降板となった。今季13度目の先発マウンドは5回2/3で77球を投げ、被安打1、5奪三振1四球、無失点の内容となった。

 試合後にメディアに応じたメンドーサ監督は、千賀の状態について言及。進捗情報の有無を問われると「ノー。いや、イエスとノーだ。ハムストリングスの怪我だ。彼は明日、MRI検査を受けるが、IL入りする。なので、私たちは(結果がでるのを)待って、対処しなければいけない」と渋い表情をみせた。

 防御率は試合前リーグトップ1.59から1.47に下がり、レンジャーズのイオバルディ(1.56)を抜いてメジャートップになったものの、無念の離脱という結果になった。

(Full-Count編集部)

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