巨人、リチャードが2軍降格 前日にサイン見逃しか…移籍即2HRも打率.095

ソフトバンク戦に出場した巨人・リチャード【写真:古川剛伊】
ソフトバンク戦に出場した巨人・リチャード【写真:古川剛伊】

13日公示

 13日のプロ野球公示で、巨人はリチャード内野手を抹消した。5月に秋広優人内野手との交換トレードでソフトバンクから加入し、合流初日に1号ソロをマークするも、移籍後も打率.095。前日のソフトバンク戦では6回に見逃し三振に倒れると、直後の守備から退いていた。

 リチャードは12日に「8番・三塁」で先発出場。6回無死一塁の場面で初球の低めボール球を見逃しすると、ここで増田陸内野手が二盗を失敗していた。増田陸はエンドランのサインが出ていたのか、遅めのスタートを切っていたが、リチャードはバットを出さなかった。この打席で中飛に倒れたリチャードは、直後の守備から交代した。

 ソフトバンク時代にはウエスタン・リーグで4年連続本塁打王に輝くなど、スラッガーとして期待されてきた25歳。なかなか芽が出ず、巨人は岡本和真内野手の故障離脱に伴いパワー不足が懸念され、打診される形で新天地に移った。デビュー戦となった広島戦で豪快アーチを放ったものの、その後はなかなか結果が続かなかった。

 リチャードに代わり、9日に支配下登録された鈴木大和外野手が昇格した。2軍で30試合で打率.229、0本塁打、OPS.609、6盗塁を記録している。

(Full-Count編集部)

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