佐々木朗希の見えぬ復帰…離脱して1か月、コーチが明かす現在地 抱える問題「強度は足りない」

ドジャース・佐々木朗希【写真:Getty Images】
ドジャース・佐々木朗希【写真:Getty Images】

佐々木朗希は5月14日に右肩の不調でIL入りしている

 右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースの佐々木朗希投手について、マーク・プライアー投手コーチが米メディアに現状を説明。「強度は足りない状況」と実戦復帰の見通しが立っていないことを明かした。

 米最大スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」が報じているもので、佐々木について「報告することはあまりない。まだ軽めのキャッチボールをしている状態。彼が自信をもって球を投げられる状況にしないといけない。心地よく投げられて、投球に違和感がなく、万全な健康状態になったら。投球面はいじっていない。報告することはあまりない」と“現状維持”であると語った。

 精神状態については「いつだってメンタルの要素はある。何か違和感を覚えてしまうのではないか、って思うこともあるだろう。でも、それは誰もが通らないといけないこと」と気遣った。

 現在、佐々木とともにILしているグラスノーやスネルについて「7~10日間でグラスノーとスネルは好転した。彼らは強度を上げ、ペースアップしている」と進捗していることを例に挙げ、「ロウキはその段階にまだ至っていないからフラストレーションを感じているだろう。でも、(好転する)瞬間が(今後)4、5日で訪れることがある」と述べている。

「痛みはない状況だけど、投球できるだけの強度はまだ足りない状況だ。軽いキャッチボールで身体を動かしている状況だ」

 佐々木は5月13日(日本時間14日)にIL入り。首脳陣は現時点で、具体的な実戦復帰については触れていない。

※記事内に「佐々木朗期」とあるのは「朗希」の誤りでした。6月13日14時18分、加筆・修正しました。お詫びして訂正いたします。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY