大谷翔平、MLB通算250号達成! 24&25号で一気に“大台”到達…1試合2発に本拠地騒然

ジャイアンツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ジャイアンツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

本拠地でのジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場

【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席の24号に続き、第4打席で25号ソロを放ち、日本人初となるメジャー通算250本塁打を達成した。これで5年連続の25本塁打にも到達した。

 1試合2発は今季3度目、5月30日(同31日)の本拠地・ヤンキース戦以来通算22度目となった。7点リードの6回に先頭打者として迎えた第4打席、トリスタン・ベック投手が投じた6球目の外角へのカーブを捉えると、打球は右中間スタンドへ一直線に飛び込んだ。打球初速101.2マイル(約162.9キロ)、飛距離:384フィート(約117メートル)、角度26度の一発だった。昨季7月に日米通算250号を放ったのも本拠地でのジャイアンツ戦だったが、メジャー通算250号も同じく本拠地でのジャイアンツ戦となった。

 初回の第1打席では、ランデン・ループ投手の4球目のカットボールを完璧に捉え、右翼席まで運んだ。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、角度27度で、右翼手も打球の行方を見送るしかない一発だった。2回の第2打席は申告敬遠で、本拠地はブーイングに包まれた。3回の第3打席は四球を選んだ。

 大谷の本塁打は2日(同3日)に行われたメッツ戦の第5打席で放って以来。前日の同戦では4打数無安打に終わり、2年ぶりとなる10試合ノーアーチに。連続安打も8試合でストップしていたが、完全にトンネル脱出を印象付けた。

 大谷の25号は、メジャー全体では26本塁打のカル・ローリー捕手(マリナーズ)、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)に迫る3位。ナ・リーグではカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に3本差をつけてトップを走る。

 試合前の時点では打率.286、23本塁打、39打点。11盗塁、長打率.615、OPS.994。5月は自己最多タイとなる月間15本塁打をマーク。27試合で打率.309、27打点、OPS1.180を記録し、月間最優秀選手(MVP)に選ばれていた。

 毎年得意としている6月で、14日(同15日)試合前時点で打率.229、1本塁打とまさかの“急ブレーキ”となっていた。だが、この1試合2発で年間57本ペース。再び量産が期待される。

【実際の動画】どこまで飛ぶんだ…大谷翔平が驚愕弾、MLB250号はえぐすぎる一撃

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