西武・佐藤龍世が中日へ電撃トレード 2軍で首位打者も出番なし「寂しい気持ちでいっぱい」

3度目のトレードに
西武の佐藤龍世内野手が15日、中日へトレードされることが決まった。今季はイースタン・リーグで首位打者に立つも、ここまで1軍で出番がなかった。
西武球団が同日、発表した。富士大から2018年のドラフト7位で西武に入団。2021年8月にトレードで日本ハムに移籍したが、2022年オフにトレードで再び西武に戻った。通算324試合に出場し、打率.227、13本塁打、67打点。昨季はキャリアハイの93試合に出場し、7本塁打、出塁率.390を記録したが、今季は1軍出場なし。2軍では打率.326をマークしている。
球団を通じ「寂しい気持ちでいっぱいです。ライオンズファンの皆さんはすごく熱くて、ファイターズから戻ってきたときに、またあの声援が聞ける、応援してもらえると思うとうれしくなったことを思い出します。この移籍をプラスに捉えて、ドラゴンズでもがんばります」とコメントした。
中日は今季、開幕から「4番・三塁」で起用された石川昂弥内野手が打撃不振。中田翔内野手、細川成也外野手、福永裕基内野手ら右の強打者の離脱が相次いでおり、ここまで両リーグ最低の得点と貧打が課題となっている。一塁、二塁、三塁を守れる佐藤龍の加入で得点力アップを図る。
(Full-Count編集部)