121敗の現代野球“史上最弱球団”に救世主降臨? 「公式に神の御加護」とファン大興奮

野球帽をかぶった姿が発見される
チーム再建へ、神の御加護となるだろうか。昨季にシーズン121敗という歴史的大敗を喫し、今季も大差でア・リーグ中地区最下位に沈むホワイトソックスに、まさかの“救世主”の存在が確認された。欧州にも勢力を拡大する可能性を秘めているだけに、話題を集めている。
その人物とは、5月に就任したばかりの第267代ローマ教皇、レオ14世だ。MLB公式サイトが「ホワイトソックスのファンだと確認が取れたローマ教皇」との見出しで報じた。11日(日本時間12日)にバチカンで公の場に表れた際にホワイトソックスの帽子を被っている姿を撮影された。
これに対して、ウィル・べナブル監督は同日のアストロズ戦前に「すばらしいよ。応援してくれて最高だ。(教皇の)応援が必要だ」と笑顔でコメント。新人のグラント・テイラー投手も「かなり粋だよね。世界中で野球が広まっているが、欧州ではそうでもない。バチカンで教皇がホワイトソックスの帽子を被っているなら、(欧州の)みんなホワイトソックスファンになってくれるかもしれない。ファンが増えるかもしれない」と、新たなファン獲得への効果にも期待を寄せた。

球団の公式X(旧ツイッター)も帽子をかぶったレオ14世の画像を投稿。ファンは「なんてすばらしい。シカゴは誇りに思うべき」「これ本当?」「始球式はいつ?」「ホワイトソックスは公式に神の御加護を受けた」「ローマ教皇がホワイトソックスを救ってくれるかも?」と沸き立った。