大谷翔平、再び復帰した“定位置” リーグ唯一の領域「1.000」…3年連続トップに前進

ジャイアンツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ジャイアンツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

2023年から2年連続でOPSリーグ1位

【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)

“長いスランプ”を跳ねのけた。ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦で24号先頭打者弾を放つと、6回には25号を叩き込んだ。11戦ぶりの本塁打で見事に復活を果たし、OPSは再び「1.000」の大台を超えた。

 2日(同3日)メッツ戦の第5打席以降、今季ワーストの10試合連続ノーアーチとまさかの不振に陥った。その間は長打も3本にとどまり、本来のパワーが鳴りを潜めていた。OPSは5月6日(同7日)の敵地マーリンズ戦で1.006とすると、5月は月間15本塁打の大暴れ。終始、高水準を維持していた。

 しかし、23号を最後に本塁打だけでなく長打も激減。OPSは徐々に下降し、13日(同14日)のジャイアンツ戦で4打数無安打に終わると、約1か月ぶりにOPSは1.000を下回る.994となった。

 それでも、この日に2本のアーチをかけてOPSは1.034となり、再び大台を突破。ナ・リーグでは2位で同僚のフレディ・フリーマン内野手が.975、3位のピート・アロンソ内野手(メッツ/.970)と続き、大谷以外で「1.000」超えはいない。改めて大谷が維持しつづける“領域”がいかに凄まじいかよく分かるだろう。

(Full-Count編集部)

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