敵将すら興奮する大谷翔平の投手復帰「球界にとってもいいこと」　認める「最高の選手」

大谷は本拠地パドレス戦に「1番・投手兼DH」で先発

【MLB】ドジャース ー パドレス（日本時間17日・ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、本拠地でのパドレス戦「1番・投手兼指名打者」で先発する。エンゼルス時代の2023年8月23日（同24日）のレッズ戦以来の登板。対戦するパドレスのマイク・シルト監督も興奮が収まらないようだ。

　大谷は2023年9月に右肘手術を受け、昨季は打者に専念。今季5月頃の復帰が見込まれていたが、15日（同16日）のジャイアンツ戦前に、デーブ・ロバーツ監督が6月下旬の投手復帰を示唆。試合後には、16日（同17日）からのパドレス4連戦中に復帰する見通しを示した。その後、球団SNSで大谷が16日（同17日）のカード初戦に先発することが発表された。

　突如の決定に大盛り上がりを見せるメジャーリーグ。MLBネットワークのラジオ番組「シリウスXM」に出演したシルト監督も「（大谷の登板は）素晴らしいことだ！　グレート！」と大興奮の様子だ。「（私たちは）闘争心のあるメジャーリーガーだ。最高の状態のチーム、最高の選手との対戦を楽しみたい。（投手）オオタニが戻ってきたことは、彼らにとっていいことだし、球界にとってもいいことだ。私たちも、彼との対戦に興奮している」と話した。

　ドジャースとパドレスは同地区のライバル同士。万全の大谷が復活すれば、優勝を目指すパドレスにとっては障壁ともいえるが、シルト監督も大谷の二刀流を心待ちにしているようだ。

（Full-Count編集部）