二刀流復活で議論再熱 大谷vsジャッジ…最強論争で飛び出した“異次元”の「100.2」

大谷にできてジャッジにはできないこと
2人の最強打者を巡る論争が、二刀流の復活によって混迷を深めている。ドジャースの大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手を比較する米国ファンの議論で、ジャッジにはない大谷の特殊能力を挙げる意見も再燃し始めた。
大谷は16日(日本時間17日)、本拠地のパドレス戦に「1番・投手」で投打同時出場。エンゼルス時代の2023年8月23日(同24日)のレッズ戦以来、実に663日ぶりの復活マウンドとなった。
この二刀流の復活が影響したのか、ある米国ファンのX(旧ツイッター)のアカウントが「これをアーロン・ジャッジがやるのはいつ?」と投稿。「ショウヘイ・オオタニ 100.2マイル(約161.3キロ)」「ショウヘイ・オオタニ 99.1マイル(約159.5キロ)」などと過去に大谷が投手として記録した球速を挙げて、ジャッジ支持派を挑発した。
この投稿に対しては「ジャッジはオオタニより過大評価されている」「リハビリ登板をしていないのに」「彼はリーグ屈指のチームと対戦した」と大谷を推す声と「防御率9.00」「ジャッジも外野から100マイル投げている」などの反論が書き込まれていた。
昨季のワールドシリーズで激突し、両リーグでそれぞれMVPを獲得したことで、2人のどちらが最強であるかを巡る議論が尽きない。今季ここまで、大谷は打率.296、25本塁打、35打点、11盗塁、ジャッジは打率.372、26本塁打、60打点、6盗塁をマーク。大谷の投手復帰によって、ますます様々な視点から議論が白熱することになりそうだ。
(Full-Count編集部)
