ド軍オーナー、1兆4500億円でレイカーズ株購入 スポーツフランチャイズ史上最高額…米報道

今年3月のセルティックス売却額61億ドルを更新する最高額
ドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏が、NBAレイカーズの株式の過半数を100億ドル(約1兆4500億円)で購入すると、18日(日本時間19日)に複数の米メディアが報じた。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によると、これまでレイカーズはバス家がオーナーを務めていたが、過半数の株式を売却。スポーツフランチャイズ史上最高額になるという。
バス家は今回の売却に伴い、単純比較で購入時の約148倍でチームをウォルター氏に渡すことになる。また、100億ドルでの買収額は今年3月のセルティックスの61億ドル(約9080億円)を抜き、北米プロスポーツ史上最高額を更新した。
レイカーズは1979年にジェリー・バス氏が6750万ドル(約97億8890万円)で買収すると、栄華を極める。1980年代は5度のNBA制覇。マジック・ジョンソンがチームを一気に押し上げ、NBAファイナルではラリー・バード率いるセルティックスと何度も名勝負を繰り広げてきた。1980年以降の計11度の優勝は、この間でNBA最多を数える。
ジョンソンは今回の報道を受けて自身のX(旧ツイッター)を更新。「素晴らしい取引をまとめ、レイカーズのレガシーと勝利の伝統を継続していくために相応しい人物を選択したジーニー・バスは見事な仕事をした。マーク・ウォルターは私のビジネスパートナーであり、友人だ! ウォルターが一番の選択肢で、レイカーズブランドを管理する上で最高の人物だ」と、現在ドジャースの共同オーナーを務め、ウォルター氏の人柄を知るからこその想いを綴った。
(Full-Count編集部)
