145億円男が「一線を越えた」 不適切発言に指揮官“激怒”…あまりに大きすぎた代償

カステヤノスの連続先発出場が237試合で止まった
“不要”な言葉のせいで、制裁を受けたのかもしれない。フィリーズのニック・カステヤノス外野手が17日(日本時間18日)、敵地でのマーリンズ戦でスタメンから外れ、そのまま出場機会がなく、試合を終えた。スタメンを外れるのは、実に237試合ぶりだった。
米スポーツ局「FOXスポーツ」では「カステヤノスは昨夜(16日・同17日)に交代させられた際、ロブ・トムソン監督に不適切な発言をして『一線を越えた』後、今日はスターティングオーダーに入っていません」と報じている。
米スポーツ専門メディア「ESPN」でも「『不適切な発言』でスタメンを外される」と紹介されている。記事では「カステヤノスは16日(同17日)に『不適切な発言』をしたことで17日(同18日)のマーリンズ戦のスタメンに入らなかった、とトムソン監督が記者らに伝えた」と報じられている。
さらに同メディアでは「私がニックの大好きなところの1つは、彼がとても感情豊かなところだ」とトムソン監督が明かしたと紹介。また、「彼はプレーするのが大好きで、毎試合毎イニングプレーするのが大好き。昨夜、彼が交代した後に不適切な発言をしたと私は思った。だから今日はプレーしない。そう言うにとどめておく」とも話したとされている。
カステヤノスがスタメンを外れるのは2023年9月30日(同10月1日)以来、237試合ぶり。MLB公式サイトによれば、現在続いている記録ではブレーブスのマット・オルソン(405試合)に次いでMLBで2番目に長いものだった。カステヤノスは2022年にフィリーズと5年1億ドル(約145億円)の契約を結び、今年が4シーズン目。今季はここまで打率.278、7本塁打、36打点の成績を残している。
(Full-Count編集部)
