大谷翔平への“報復死球”を否定 元阪神右腕「ぶつけようとしたわけではない」

パドレスのロベルト・スアレス【写真:Getty Images】
パドレスのロベルト・スアレス【写真:Getty Images】

警告試合の9回、スアレスの160キロが大谷の右肩甲骨付近を直撃

 パドレスのロベルト・スアレス投手が、19日(日本時間20日)のドジャース戦で大谷翔平投手に与えた死球について「故意ではなかった」と主張した。MLB公式サイトのパドレス番AJ・カサベル記者が伝えた。

 同記者によれば、スアレスは「あの判断(退場)は審判によるもの。両軍に警告が出ていたのは知っていた。しかしながら、あの状況で僕は間違いなく彼にぶつけようとしたわけではないよ」と話したという。昨日の試合後には、コメント対応を拒否していたとされている。

 ドジャースのリトルが9回にタティスJr.に死球を与えると、パドレスのシルト監督がベンチを飛び出し激怒。ドジャースのロバーツ監督も審判に抗議し、その後両軍選手がベンチから飛び出し、一時乱闘寸前となった。これにより両軍指揮官は退場処分となった。

 警告試合となり、その裏。スアレスが大谷にカウント3-0から投じた99.8マイル(約160キロ)が右肩甲骨付近に直撃した。場内は大ブーイングで、スアレスは退場処分となった。

 20日(同21日)にはメジャーリーグ機構(MLB)がロバーツ監督とシルト監督に1試合の出場停止と罰金、スアレスに3試合の出場停止処分と罰金を課すことを発表していた。スアレスは異議申し立てを選択した。

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