メジャーで連日の乱闘騒ぎ エ軍戦で両軍入り乱れ…前日は大谷翔平出場で両監督退場に

死球を受けて怒るエンゼルスのザック・ネト【写真:Getty Images】
死球を受けて怒るエンゼルスのザック・ネト【写真:Getty Images】

ブラウンの152キロが直撃→ネトが怒り

【MLB】エンゼルス ー アストロズ(日本時間21日・アナハイム)

 エンゼルス本拠地で20日(日本時間21日)に行われたエンゼルス-アストロズ戦で、両軍入り乱れる乱闘騒ぎが起きた。前日にはドジャース-パドレス戦でも両軍指揮官が退場、警告試合が発せられる事態になっており、メジャーリーグが荒れている。

 アストロズ2点リードの3回、1死一塁の場面でハンター・ブラウン投手がザック・ネト内野手に投じた94.8マイル(約152.6キロ)のシンカーが右手首付近に直撃した。すると、ネットはヘルメットを地面に叩きつけて怒りを露わ。これにブラウンも応戦して両者がいがみ合うと、両軍ベンチから選手が飛び出し、不穏な空気が漂った。

 前日19日(同20日)にドジャースタジアムで行われたドジャース-パドレス戦では、9回にフェルナンド・タティスJr.外野手が左手首に死球を受けたことを機に両軍が一触即発の事態に。ドジャースもパドレスも指揮官が退場処分となり、警告試合となった。その直後には、大谷翔平投手がカウント3-0からロベルト・スアレス投手の99.8マイル(約160キロ)直球が直撃する場面があった。このシリーズは計8死球が飛び交う“死球合戦”となっていた。

 エンゼルスはこの日の試合前、ロン・ワシントン監督が無期限で休養することが発表されていたばかりだった。

【実際の映像】ネトが相手投手にブチギレ 吠えながら睨みつけ…両軍総出で球場を包んだ“怒号”

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