大谷翔平の“お宝”逃すも…続々と寄せられた称賛の声 咄嗟の判断にX感服「正解」

大谷翔平の26号の打球はスタンド最前列の親子の元へ…
【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
“立派なパパ”だった――。ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地のナショナルズ戦に「1番・投手」で投打同時出場し、8回の第5打席で左中間スタンドに飛び込む26号2ランを放った。ボールキャッチを試みた男性は惜しくもキャッチできなかったが、その際の行動に「素晴らしい」と称賛の声が寄せられている。
8回1死二塁、大谷は左中間フェンスをギリギリで越える大飛球を放った。最前列にいた大谷のユニホームを着ていた男性は、着弾地点で構えていたが、グラブに打球を当てて捕球できず。ボールはグラウンドに跳ね返った。打った大谷も二塁ベース上で止まっていたが、ビデオ検証で本塁打と判定された。
隣にいた男性の幼い息子は驚いたのか大泣き。その様子は中継映像でも流れ、日米で大きな話題となった。ただ、スタンド最前列でフェンスを越えるかどうかの際どい当たりだっただけに、男性がグラブをフェンスの前に出して捕ろうとしていたら、“プレー妨害”で本塁打判定になっていなかった可能性もあった。
“リアル二刀流”の日のお宝本塁打球をキャッチし損ねたが、男性の行動を称える声がSNS上に相次いだ。「パパ耐えましたね!」「ルール守った」「マナーなのでこれが正解」「ルール守ってくれたことに感謝」「いつか子どももお父さんのフェア精神に気づく」「これよく耐えたな」といったコメントが並んでいた。
(Full-Count編集部)