大谷翔平、また掘り起こした“白黒”の偉業 ド軍90年ぶり…復帰2戦目で「とんでもない」

【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地ナショナルズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場。投げては初回を18球で無安打無失点、2奪三振に抑える好投。打っても、リーグトップの26号を放つなど4打数2安打5打点の活躍だった。地元LA記者によると、大谷は復帰2戦目で球団90年ぶりの記録を樹立していたという。
大谷は初回を無失点に抑えると、その後は打者として出場。第1~2打席は三振だったが、第3打席に四球を選ぶと、7回満塁の場面では走者一掃の三塁打を放った。さらに8回には左中間へ一発。8試合ぶりの本塁打に本拠地は大興奮に包まれた。
二刀流での活躍から一夜明け、ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。野球データサイト「ベースボール・リファレンス」のデータを引用し、「1試合に5打点以上を記録したドジャースの投手」と記してリストを公開した。
過去に達成したのはわずか4人。1901年9月24日のフランク・キットソン、1910年10月1日(同2日)のドック・スキャンラン、1935年4月16日(同17日)のヴァン・マンゴ、そして90年ぶりに大谷がこのリストに名前を連ねたという。
大谷がまたしても“偉大な記録”を打ち立てたことにファンも驚いたようだ。「彼はすぐに6打点以上を記録するだろう」「さらに良いことは、ドジャースの投手で、20球未満で5打点以上を記録したこと」「毎度おなじみ、比較対象が20世紀前半の人々」「さらっと昨日とんでもない記録出してたw」などと反応が寄せられた。大谷の次回登板は未定だが、次回のマウンドでも記録を打ち立てる可能性はありそうだ。
(Full-Count編集部)