6回バウアーに代打出さず…DeNA三浦監督「続投という判断」 直後に痛恨3失点で降板

巨人戦の指揮を執ったDeNA・三浦大輔監督【写真:古川剛伊】
巨人戦の指揮を執ったDeNA・三浦大輔監督【写真:古川剛伊】

5回を終えて5四球を与えるなど4安打2失点で93球を投じていた

■巨人 5ー0 DeNA(28日・東京ドーム)

 DeNAは28日、東京ドームで行われた巨人戦に0-5で敗れた。先発したトレバー・バウアー投手は5回1/3を投げ7安打5失点。来日最多の6四球と乱れ、自身4連敗となる7敗目を喫した。6回先頭で迎えた打席で代打を送らなかった場面について、三浦大輔監督は「続投という判断です」と話した。

 バウアーは2回までに4四球と制球が定まらず、4回2死二、三塁から丸に2点適時二塁打を浴びて先制を許した。5回は2死から増田陸に二塁打されるも中山を一ゴロで無失点。この時点で93球を投じていた。

 直後の6回、バウアーはそのまま打席に向かい空振り三振。そして再びマウンドに上ったが、いきなり岸田を門脇に連打を許し、1死二、三塁から丸を申告敬遠で満塁として、オコエと勝負。初球のナックルカーブを弾き返されると前進守備の間を抜け、走者一掃の三塁打となった。呆然のバウアーは、ベンチに戻っても険しい表情だった。

 作戦面だけに多くは語らなかったが、指揮官は「チームとして続投という選択をしました」とキッパリ。今季初めて伊藤光とコンビを組ませるなど試行錯誤しているが、バウアーはこれで自身4試合勝ち星なしとなった。

 三浦監督は今後、右腕の再調整などの可能性について「それ以外の投手でも毎回考えている中でどうするかと。まだ今日どうだったのかはしっかり振り返って今後考えていきたいと思います」と話すにとどめた。

(Full-Count編集部)

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