「オオタニはまだか」 152億円捕手がHRダービー参戦…大谷翔平に“待望論”「やっぱり見たい」

大谷は2021年にHRダービー参加も…後半戦13HRと失速
MLBは27日(日本時間28日)、メジャー最多32本塁打をマークしているマリナーズのカル・ローリー捕手がオールスター戦前夜に行われる、7月14日(同15日)のホームランダービーに参戦すると発表した。一方で米ファンからは「オオタニはまだか?」とドジャース・大谷翔平投手の参加を望む声が上がっている。
スイッチヒッターのローリーは2022年に27本塁打を放つと、2023年から2年連続30発をクリア。大型捕手の名を欲しいままにし、今季開幕前に6年1億500万ドル(約152億円)で延長契約を結んだ。大型契約に応えるように開幕から例年以上の猛打を発揮。27日(同28日)の試合前時点で32本塁打、69打点はメジャートップ。あのアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を凌駕している。
ローリーはこの日自身のインスタグラムを更新。「アトランタで会いましょう」とし、ホームランダービー参戦を表明した。以前からHR競争参戦に意欲を示していたが、絶好調の中でもイベントへの“男気”を見せた格好だ。ファンからも「嬉しい!」「優勝しよう」「こうでなくっちゃ!」と、目下HRレースを独走する主砲に歓喜の声が寄せられている。
一方で「オオタニはまだか?」「ショウヘイは出るのかな」「オオタニはやっぱり見たい」と、大谷の動向に注目する声も上がった。大谷はナ・リーグの本塁打王争いを独走しており、球界という枠に限らず、知名度はナンバーワンとも言える人気選手だ。すでにオールスター戦にはリーグ最多得票で5年連5度目の選出となっている。
もっとも、本塁打競争に出演するかは不透明。二刀流として完全開花した2021年には、前半戦だけで33本塁打を放ち、メジャートップの地位のままダービーにも参加。しかし、過酷なレースが影響したのか、後半戦は失速して13発。本塁打王のタイトルを逃している。大谷以外にも、ジャッジはNY開催以外ではもう参加しないとし、フルスイングで戦うダービーの難しさを話している。果たして今回の決断やいかに。
(Full-Count編集部)
