鈴木誠也が自己最多22号 看板直撃弾、日本人右打者最多HR更新…打点はメジャートップに並ぶ

敵地アストロズ戦「3番・右翼」で先発出場
【MLB】アストロズ ー カブス(日本時間29日・ヒューストン)
カブスの鈴木誠也外野手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたアストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。8回の第5打席で渡米後自己最多となる22号本塁打を放った。
7点リードの8回1死一塁。右腕グストの2球目の83.3マイル(約134キロ)のスイーパーを捉えた。打球初速105.8マイル(約170.27キロ)、飛距離405フィート(約123.44メートル)、角度26度で左翼席後方の看板を直撃する豪快な一発だった。
24日(同25日)の敵地カージナルス戦以来、4試合ぶりの一発でシーズン42発ペース。6月までに昨年自身がマークした日本人右打者の最多記録21本塁打を更新した。1、2打席目は凡退も3打席目には左中間に三塁打。4打席目は左飛だった。
自身のキャリアハイである2023年の74打点や、ドジャース・大谷翔平投手が昨年に記録した日本人最多の130打点を超えるペース。日本人選手がシーズン100打点以上を記録したのは、過去に松井秀喜と大谷の2人のみとなっている。
試合前の時点で67打点はエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)と並んでリーグトップ。この試合の一発で69打点とし、単独トップに躍り出た。メジャー全体でもカル・ローリー(マリナーズ)に並んだ。