大谷翔平、渡米後最速更新164km　2回無失点＆3三振…野手登板で途中交代、ド軍は敗戦

ロイヤルズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場

【MLB】ロイヤルズ 9ー5 ドジャース（日本時間29日・カンザスシティ）

　ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、敵地でのロイヤルズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。今季3度目の登板は復帰後初めて2イニングを投げ、27球で1安打1四球1奪三振無失点だった。野手としては4打数無安打3三振だった。ドジャースは5-9で敗れた。

　右肘手術からの復帰後は初めてとなる敵地での登板。初回の第1打席で見逃し三振に倒れ、その後マウンドにあがった。先頭のインディアは中飛に打ち取ったが、ウィットJr.には左前打、ガルシアに四球を与えてピンチを招いた。それでも4番のパスカンティーノは渡米後自己最速を更新する101.7マイル（約163.7キロ）の速球で併殺打に仕留め、無失点で凌いだ。

　渡米後はこれまで2022年9月10日のアストロズ戦で記録した101.4マイル（約163.2キロ）が最速。101.7マイルは今季ドジャースの投手が記録した球速で最速となった。2イニング目はぺレスを中飛、カグリオンはスライダーで空振り三振、ロフティンを捕邪飛で3者凡退に抑えた。

　3回の第2打席では空振り三振、5回の第3打席では中飛、7回先頭の第4打席では見逃し三振だった。8点のリードを許したドジャースは8回にロハスが登板。エドマンが1番に入り、大谷はDHが解除されて交代となった。

（Full-Count編集部）